Jacobean
LeslieとDolly Wood夫妻がDunhill退社後に構えた工房で用いた最初のブランド名。短命に終わったJacobeanは、Ferndownの前身とされる。
タグ:
ingiliz pipoları, atölye markası, ferndown, gümüş işçiliği
更新日:
2026年7月30日
Jacobeanは、イギリスのパイプ職人LeslieとDolly Wood夫妻がDunhillを退社したのち、自らの手で作ったパイプに刻んだ最初のブランド名である。存続期間はわずか数年に限られたため知名度は低いが、その一方で夫妻の後年のはるかに有名なブランドFerndownとの連続性ゆえに、Jacobeanは収集家にとって一つの出発点とみなされている。この刻印が見られるパイプは、まだ体制が固まっていなかった工房の初期に残された数少ない実例として位置づけられる。
工房の設立と分業
Leslie Woodは職を銀細工の分野、Dunhillで学んだ。1970年代末頃、Jimmy Craigと共同でL&J Silverwareという銀細工会社を設立した。社名の二文字は共同経営者たちのファーストネームから取られていた。Jacobeanのパイプが世に出た頃にはCraigはすでに共同経営から離れており、事業はすべてWood夫妻の手にあった。この間Woodは、Dunhillや他のメーカー向けに委託の銀細工を続けており、したがってJacobeanは専業のパイプブランドというより、二つの仕事の合間に押し込まれた生産の名前だった。
分業は明確だった。ブライヤーの原木からボウル(スタメル)を旋盤で削り出すのはLeslie、胴体をオイルキュアリングにかけ、仕上げの磨きと最終の調整をするのはDollyの役目だった。パイプの大半には、Leslieの本来の専門を物語る銀のバンドが付けられている。Ferndownの時代との明確な違いは吸い口にある。Jacobeanでは既製の鋳造エボナイト製吸い口が取り付けられていたが、後のブランドでは吸い口が棒材から手削りで成形されている。
仕上げ
生産が過渡期に重なったため仕上げの名称は定着せず、数年のうちに変化した。判明している仕上げは三つある。
Natural: 明るい色の艶出し仕上げ。後にRootという名で呼ばれるようになった。
Original: 濃い茶色の艶出し仕上げ。
Reo: 赤色の艶出し仕上げ。
伝えられるところでは、Leslie Woodは当初「Root」という名を使うことをためらい、Dunhillがこれを権利侵害とみなすのではないかと考えていた。同社からこの名は自由に使ってよいと知らされてから、この仕上げの名称は変更された。これらの名称の一部はFerndownにそのまま引き継がれ、一部は同じ名前がまったく異なる外観を指すようになった。そのため、中古パイプを仕上げ名だけを頼りに時代特定することは信頼できる方法とは言えない。
ブランド名の放棄
Wood夫妻は最初からイギリス王朝史から名前を選ぶ傾向があり、「Elizabethan」や「Tudor」も同じ時期に検討された候補だった。しかしJacobeanという名は海外で期待された反応を得られなかった。この時代に馴染みのない買い手はこの名を正しく発音するのに苦労した。これに、工房の所在地と製法の変化に伴って新たな出発をしたいという思いが重なり、ブランドは放棄された。代わって登場したFerndownという名は、やがてWood夫妻の生産の歴史全体を単独で代表するようになった。
奥付
İmza Özellikleri:
Elde tornalanmış kâse, yağ kürlemesi, gümüş bilezik
Kuruluş:
1980'lerin başı
Bugünkü Durumu:
Üretimi sona erdi; yerini Ferndown aldı
Ülke:
İngiltere
Kurucu:
Leslie ve Dolly Wood
関連項目
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刻印と印
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リソース
Pipedia — Jacobeanの項目
MBSD Pipes — Les Woodへのインタビュー:DunhillからFerndownへ
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